ナレッジグラフ
ナレッジグラフは、プロジェクト内のエンティティ間の構造化された関係を保存します。フラットなメモリとは異なり、物事のつながりを捉えます — どのサービスが何に依存しているか、誰がどのコンポーネントを所有しているか、アーキテクチャの決定がどのように進化したか。
基本概念
ファクト(トリプル)
すべての関係は、主語 - 述語 - 目的語のトリプルです。
信頼度
各ファクトには信頼度スコア(0-1)があります。高信頼度のファクトは確立された事実。低いスコアは仮定や変更の可能性がある初期決定を示します。
時間的有効性
ファクトは削除せずに無効化できます。タイムラインが履歴を保持 — 現在の真実だけでなく、いつ何が真実だったかを確認できます。
使用例
ファクトの追加
# Record architecture decisions as facts
kg_add
subject: "backend"
predicate: "uses"
object: "PostgreSQL"
confidence: 0.95
# Track ownership
kg_add
subject: "auth-module"
predicate: "owned-by"
object: "backend-team"
関係の照会
# What does the backend use?
kg_query
entity: "backend"
direction: "outgoing"
> backend uses PostgreSQL (0.95)
> backend uses Express (0.90)
> backend deployed-on Docker (0.95)
タイムラインの表示
# See how decisions evolved
kg_timeline
entity: "database"
> 2026-03-01 database considered MongoDB
> 2026-03-05 database decided PostgreSQL
> 2026-03-01 MongoDB consideration invalidated
ユースケース
アーキテクチャマッピング
どのサービスがどの技術を使用しているか、コンポーネントの接続関係、依存関係を追跡します。
決定履歴
なぜその選択がなされ、どのように進化したかを記録。確定した決定を再議論することはありません。
チーム所有権
誰がどのモジュール、サービス、ドメインを所有しているかをマッピング。大規模コードベースに有用です。
依存関係追跡
変更前に影響を理解。コンポーネントを修正する前に、何が依存しているかを照会できます。
APIエンドポイント
ナレッジグラフには5つの専用ツールと対応するRESTエンドポイントがあります。リクエスト/レスポンスの詳細は完全なAPIリファレンスをご覧ください。 REST API →
kg_add— ファクトを追加(主語 - 述語 - 目的語)kg_query— エンティティ関係を照会kg_invalidate— ファクトをもう正しくないとマークkg_timeline— エンティティのファクト履歴を表示kg_stats— グラフ統計(エンティティ数、ファクト数)